この記事では、
介護中に起こりやすい「ムレ・かぶれ」を防ぐための、無理のないスキンケアのコツをお伝えします。
最初に一番大事なことだけ言うと、
ムレやかぶれは「がんばり不足」ではなく、環境とケアの工夫で防げることがほとんどです。
「ちゃんとケアしているのに…」
そう感じている方ほど、ぜひ読んでみてください。
介護中、なぜムレ・かぶれが起きやすいの?
原因はひとつではありません
介護の現場では、こんな条件が重なりやすくなります。
- おむつやパッドで通気性が悪くなる
- 長時間同じ姿勢になる
- 汗や尿で肌が湿りやすい
- 皮膚が薄く、刺激に弱くなっている
それ、やり方が間違っているわけではありません。
肌そのものが敏感になっているだけなんです。
ムレ・かぶれ対策の基本は「落とす・守る・乾かす」
スキンケアというと難しく感じますが、
ポイントはとてもシンプルです。
① やさしく落とす
② しっかり守る
③ ムレをためない
この3つを意識するだけで、
肌トラブルはぐっと減らせます。
① ゴシゴシ拭かない「やさしい清潔ケア」

汚れを落とそうとして、
つい力が入っていませんか?
- お湯や清拭シートで押さえるように
- こすらず、ポンポンと水分を取る
- 可能なら洗い流すのがベスト
② 保湿と保護で「刺激から肌を守る」

乾燥している肌は、
ムレや尿の刺激を受けやすくなります。
保湿=ベタつかせることではありません
- 低刺激の保湿剤を薄く
- 赤くなりやすい部分は保護クリーム
- 毎回じゃなくても、1日1回でOK
続けられる範囲が、いちばん大切です。
③ ムレをためない工夫がいちばんの近道

どんなにケアしても、
ムレたままだと改善しにくいもの。
- おむつ・パッドはこまめに交換
- サイズが合っているか見直す
- 可能なときは短時間でも通気
「乾く時間」をつくるだけでも違います
よくあるNGケア、やっていませんか?

がんばっている人ほど陥りがち
- 赤いところを何度も拭く
- 消毒やアルコールを使う
- ベタベタになるまで塗る
これらは、
かえって悪化させることもあるので注意です。
介護する人の心も、ちゃんと守ってください

そうなりがちですが、
介護は長く続くことが多いもの。
👉 気持ちがつらくなったときは
介護する人の心身ケアについてまとめた
こちらの記事もおすすめです。
https://otona-mote.com/kaigo/mentalcare05/
よくある質問(FAQ)
Q. 赤くなっていたら、すぐ病院に行くべき?
A.
数日ケアしても改善しない、痛みやただれがある場合は、早めに医師へ相談しましょう。
Q. 市販のベビー用でも大丈夫?
A.
低刺激なものが多く、使える場合もあります。
ただし、合わないこともあるので様子を見ながら使ってください。
Q. 毎回スキンケアしないとダメ?
A.
完璧を目指さなくて大丈夫です。
「今日はここだけ」でも続けることが大切です。
まとめ|「がんばらないケア」で、肌は守れる

介護中のムレ・かぶれは、工夫で軽くできます
- 無理に完璧を目指さない
- できることを、できる範囲で
- 肌も、あなた自身も大切に
少しラクになるだけで、
介護の気持ちはずいぶん違ってきます。
今日からできることを、
ひとつだけ取り入れてみてくださいね。


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